ただいま、詰め稽古中

4日から始まった、稽古も、早や5日目。このところ、「魔笛」のために、毎日、千葉の旭と言うところまで通っています。途中、千葉市内も一日ありましたが、毎日稽古をしていると、稽古場への距離感はあまり関係ないみたいです。本番まで、後、二週間となってきました。明日まで稽古をしたら、また4日ほど空いて、その後一週間は、通し稽古をして、仕込をして、GPをして、本番。あっという間ですね。
もちろん、大抵の演出家はそうでしょうが、一度大まかな、動きを渡してしまったら、各場面を丁寧に稽古をしていくことをやります。私の場合も、ご多分に漏れずで、今現在、そうした「詰め稽古」をしている最中です。これをやっておかないと、本当の意図や、歌い手さんたちとのコラポレーションがうまくいきません。色んなことを話しながら、逆に、彼らからももらいながら、場面を創っていく作業は、大変ですが、やはり楽しいです。以前にも、記事にしましたが、今回は、稽古場で「生まれる」物を一杯見つけたかったので、詰め稽古をしながらも、あまり歌い手さんとの距離を近くする努力はしませんでした。あまり近すぎても、結局は私のロボットを創るだけですし、逆に、遠すぎても、こちらの真意が伝わらないと言う、難しいところですが、私は外側を用意し、歌い手は音楽を解釈する。この仕事がうまくいけば、本当に面白いと思っているのです。
ここまでのところ、まだうまくいっているのかどうかは、わかりません。細かい稽古をしたばかりのときは、歌い手さんの気持ちは膨らむのですが、それが、客席に発散されるのに、もう少し時間が要ります。一昨日から、マエストロもいらっしゃいましたから、これから、もっと音楽が中心になってきます。その時膨らんだものが、音楽と一緒に客席に届くのが理想です。後少し。みんな善戦しています。私も、もう一頑張りです。きっと良い本番になると信じています。みんなが、そう信じているから、大丈夫なんです。
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by kuniko_maekawa | 2006-01-09 00:08 | オペラなお仕事 | Comments(0)

オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。


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