楽譜を見せてください

この言葉が稽古中に出ると、ちょっと不機嫌になります。「楽譜を見る」と言う行為は、歌い手にとっては、どうやら色んな意味での聖域であるらしく、その一言があれば、インターバルが取れるとどこかで、思っているのではないかと、私が感じるからです。もちろん、すべてがそうではありません。お稽古をしていて、迷ったり、忘れてしまったり、確認のために、何度も楽譜を見ることは、私も推奨しますし、そんなことで不機嫌にはなりません。しかし、お稽古をしている最中に、こちらが感情的なことや、音楽を感じて欲しいことを前提に話しをしているのに、「ちょっと楽譜を見させてください」と、話しを中断されることがあります。これは、実は、ものすごく頭に来るのです。
そういう時は、大抵こちらの要求は、感じて欲しいことです。しかし、それは楽譜が頭に入っていなければ出来ないことです。そういう時に、こちらを無視して楽譜に走る歌い手は、往々にして楽譜が読まれていません。こちらが何を言っているのか、わからないのです。それで、話しを聞くより、確認した方が早いというわけですが、確認したところで、楽譜は、ただの印刷物です。出来るわけがありません。それで、結局ピアニストにお願いして、弾いて貰ったりするのです。
先日も、そういうことがありました。楽曲の中で、相手に小道具を渡さないといけないのですが、その渡すという役目をもらった歌い手さんは、その前後歌うところがありません。アクションだけで参加しているのです。それで、渡すタイミングがわかりません。この時点で、彼女が自分が参加する場面にもかかわらず、歌う場所しか読めてないことがわかります。しかも、彼女が渡すタイミングのところは、誰が聞いても、音楽によって場面が変わるようにかかれてあります。音が変わるのです。なのにもかかわらず、2回くらいやったところで、わからなくなり、「楽譜を見せてください」。しかも、そういう輩は平気で、演出家や、指揮者の楽譜を覗きに来ます。失礼にもほどがある。そこで、断固拒否し、「見ることじゃない、聞くことなんだ、音楽を解釈しないで楽譜を見たところで意味が無い」と申しますと、みるみる顔が膨らんできます(^^;)。おやおや~、今度は人のせいですか~・・・・。忘れているだけなんだから、楽譜を見せてくれればいいのにっ!ってわけです。なんと狭量であることか・・・・・。うんざりです。音楽を知る努力をしていないのは、棚に上がったまんまです。
こう言ったことによって、己がどう思われるかは、私にはたいした問題ではありません。そんなことより、これがまかり通っている稽古場があるということは、問題です。この歌い手さんは、非常に声楽的に力量を持っており、これからオペラもやっていこうという人ですが、経験が少なく、稽古場でのマナーも、今一つです。楽しい稽古は結構ですが、子供と付き合う気はありません。それがわかれば、歌い手としても、相当期待できる人物ですが、さて、どうでしょうか?神のみぞ知るです。「気づく」と言う能力も、神様が与えてくださるものですから。
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by kuniko_maekawa | 2005-12-29 12:15 | オペラなお仕事 | Comments(0)

稽古のありかた

このところ、毎日どこかでお稽古をしており、しかもそれが地方だったりして、中々ブログに向かうことが出来ませんでしたが、その稽古を進めるにあたり、私という演出家の稽古場というものをちょっと認識しています。
先日、先々週から始まった「魔笛」の立ちが、だいたい終わりまでついたので、パミーナ、タミーノ、パパゲーノという、主役三人組だけ、ざっと通してみました。段取りを確認するためと、はなしの流れをわかってもらうためでしたが、その通し稽古を見ていて、私の目はどんどん彼らから離れていくのを感じていました。目の前で行われているものは、もちろん、私のつけた段取りですが、やっている歌い手さん達の中で、その段取りやコンセプトは、すでに変わりつつあります。それは、単純に人間が違うからですが、もう一つはまだ、付いたばかりで、彼らの中でこなされていないと、言うこともあります。例えば、台詞や歌を覚えきれていない、動きを忘れてしまう。まだ始まったばかりと言うわけです。
私は、この稽古を演出家席でボケっと見ていながら、次に何をすべきか、考えていました。動きは渡してしまっている。その動きを渡す段階で、私のコンセプトや、見たい絵は説明している。ですから、この先は本番までに、それらを歌い手と創り上げていけばいいのですが、どこまでが、私の仕事で、どこまでが、歌い手の仕事なのでしょう?
以前は、こういう通し稽古をやった後、有無を言わさず、こなす稽古をしていました。目的はもちろん、客のためでもありますが、どちらかと言うと、自分のためでした。自分の表現したいものを、歌い手を媒体に、お客に提示する。それが、私という演出家のやり方でした。しかし、今回は違うことを感じています。何が違うかといいますと、歌い手に「仕事」を求めているのです。
私はまず演出家として、方向性や、舞台セット、照明、衣装など、外側を作りました。もちろん、コンセプトと言うものを提示していますから、内容も、設定しました。いつでも「魔笛」と言うオペラが上演できる器を作ったのです。しかし、そこに出す料理を作るのは、実は歌い手の仕事だと思っています。私はメインメニューは考案したわけですから、より良い材料を仕込んで、腕を振るって料理を作って欲しい。それが、彼らの仕事だと思っています。
逆に私がしなくてはいけない仕事は、私が作ったメニューに沿って、彼らが仕事をちゃんとしてくれるように、見ていることです。段取りや、約束事を作ってしまったら、内容をこなして膨らませるのは、歌い手の仕事。私は、そうやって出てきたものを、取りまとめて、より良い飾り付けをして、客に出せばいいのです。
年内のお稽古は、終わりですが、年明けから本番までは、常にお互いが共同作業をしていくことを望んでおり、そのために、稽古場を使います。どうやら、それが、私という演出家の仕事の仕方らしいのです。さて、この共同作業に、歌い手さんが、どれだけの興味を持って、付き合ってくださるでしょうか?楽しみです。そして、どんな風に、料理は出来上がっていくのか。私にしても、久しぶりに、「演出家」である自分を認識できている現場です。存分に今の自分を試したいと思っています。結果をごろうじろ。すべては神のみぞしる、です。
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by kuniko_maekawa | 2005-12-26 11:46 | オペラなお仕事 | Comments(0)

演出家でいること

「魔笛」の稽古が始まって、3日。昨日は主催である東総文化会館で稽古をしました。11時半に入って、舞台を準備し、12時から子供達の稽古。14時から合唱団の稽古。17時からソリストの稽古。終わったときには、ぐったり。こういう稽古自は良くあることで、私自身は負担でもなんでもありません。しかし、終わったところで、考えることは一杯ありました。
今回は、ホール主催のものです。しかし、制作も初めてオペラをやしますから、どう対処していいかわかりません。ホールのほかの催しや、事務的作業もありますから、「魔笛」ばかりに関わっていられません。舞台の管理の方々も、同じで、基本的には、言ってもらえれば、なんでも協力します。と、おっしゃっていただいていますが、関わり方がわかりません。昨日も、本番の舞台での稽古ですから、なるべく舞台セットも、本番のものを示唆するものを置きたいですから、前日にお電話して、必要なものを用意してもらい、「一緒に準備していただけたら、嬉しいのですが」とお願いして、朝入ってみると、小屋の方は平台は出してくれていましたが、舞台にいらしてません。それで、呼んでもらって、お手伝いしてもらいました。万事がこう言った感じで、温度差が非常にあります。しかし、これは、ホール側が手を抜いているというのではなく、オペラと言うものが、どれくらいの規模のもので、稽古には何が必要で、どういったことが行われるのか。そういったことが、初めてやる場合には、わからないからです。それで、気持ちが入らない。面白みを感じてないからですよね。やはり、私も困ってしまいました。
残念ながら、予算も少なく、他のスタッフも本番一週間前くらいからしか、稽古に参加しません。必要な小道具も、全然揃っていません。稽古回数も多くありません。この状態で、通し稽古まで、私と演出助手とで稽古を回さないといけません。正直言って、昨日はがっかりしていました。ホールの方でやるというのだから、もっとモチベーションをあげろよ!って。しかし、稽古が終わって、かっかしている頭が覚めてくると、怒ったところで、知らないことはしょうがないと思い直しました。私がやることは、お客様のために、面白い舞台を創ることであって、人を責めることではない。興味が無いのだったら、興味が湧くようなことをやらないといけない。内容を創るだけではなく、公演自体を作り上げるのもまた、演出家の仕事なのです。
壊れた膝を抱えて、不安は募るばかりですが、多分、この先私がやらなければいけないのは、ただ、ただ、一生懸命、稽古をしていくこと。掛け値無しに、この公演に向かい合うこと。それだけです。きっと。昔から、仕事に対する労を惜しむことはしないできました。でも、敢えて苦労をするつもりで、来月の本番までは頑張ります。久しぶりにスタッフをやり始めたような気持ちで。まあ、演出家としてはぺーぺーですから、当たり前ですけどね(笑)。きっと、私の「魔笛」は最高の出来になるに決まってます。何せ、私のインテルは超高性能なのですから(笑)。
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by kuniko_maekawa | 2005-12-19 13:29 | オペラなお仕事 | Comments(0)

「魔笛」立ち稽古

一昨日から「魔笛」の立ち稽古が始まりました。12月に入って、2回ほど台詞稽古をして、その後マエストロ音楽稽古をして、満を持して・・・というわけではありませんが、本番までひと月と言うところですから、結構時間はありません。一回一回が大切な時間ですが、私としては、実に2年ぶりくらいの演出作業です。構成舞台や、「稽古場」などで、場面を創るということは、やっていましたが、一本を演出するというのは、しばらくやっていませんでした。この2回の稽古で、リハビリしているような感じです(笑)。
「魔笛」はジングシュピールという、音楽劇です。楽曲と楽曲の間に台詞が入り、物語を進行していきます。物語は、奇妙奇天烈で、筋道も通りづらいですが、楽曲は本当に美しく、それには抗えないものがあります。ですから、何を演出するといわれても、あまりやることはありません。台詞に関しては、もっとそうです。
朗読会などをやっても、そう思うのですが、台詞を喋るときも、歌うときも、声から音を作るのには変わりません。サウンドがあると思うのです。けれど、そのサウンドを作るのは、言葉のイメージですね。それは持論としてもっているのですが、今回は、これにプラス、刺激を受けることから起こる、自然な感情をソリストたちには提唱しています。役柄もあるのですが形を作るのではなく、実際に会話をしながら、相手の言葉のイメージがどんな風に、自分を刺激するのか、感じて欲しい。それによって、自然に起こってくる体の動きで場面を成立させていく。そして、モーツアルトの美しい音楽を、歌い手が感じて作る楽曲の場面と合わせて、「魔笛」と言うオペラが出来ればいいと思っています。
な~んて、かなり理想の高いことですが、基本的に、私はポジティブ演出家です。少しでも理想に近づくために精進しますよ。明日は、東総まで行って、合唱団と稽古です。今年も後少しですが、まだまだエネルギー全快です!
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by kuniko_maekawa | 2005-12-17 21:45 | オペラなお仕事 | Comments(0)

研究生

さて、この時期になると、教育機関で仕事をしているスタッフは途端にあわただしくなります。いわゆる、卒業公演の稽古が始まるからです。私も昨日、在籍している研究生期間の授業に行ってきました。3月に修了公演があり、そのアシスタントとしてかかわっているからです。
こう言った研究生期間や、大学のオペラの授業と言うのは、やはり特殊です。まず、学生達がかならずしもオペラ歌手を目指しているとは限らないこと。授業と言う形態上、評価があり、尚且つ学生全員に同じ経験をさせないといけないこと。時間数が決まっていること。人数が多いこと。上げれば切りがありませんが、基本的に「勉強」することがメインとされているので、将来に至るプロセスなのですね。そういう意味では、こう言った期間を修了してから、初めて最初の一歩を踏み出すことになります。その最初の一歩を自分で踏み始めるために、必要なことを学んでいくのが研究生期間です。
しかし、だからといって、普通に授業などと考えていたら、まず歌い手は育ちません。特に、大学を卒業してから入る、各歌劇団の研究生機関などは、オペラ歌手育成を目的としているわけですから、授業と言えど、その教室は「稽古場」であり、学んでいることは、すでにお客様をいかに楽しませるかと言う、技術を身につける場所になります。しかし、現状ではどうか。かなり難しい問題です。
これは、研究生達のモチベーションの低さもありますし、対している講師のイノベーションの提示の仕方にも、責任があると思いますが、どうしても、「稽古場」がちゃんと成立しにくいです。まず、授業に行きますと、研究生達は、まるで小鳥の雛のように、餌を与えられることを待っています。そこで、行われている指揮者の音楽的要素や、演出家からのサディスションを、我が意を得たりと楽譜に書き込みますが、そのままです。本人はこなしたつもりでも、大抵はこなされていません。これは、頭が良いとか悪いとかではなく、最初から、自分で音楽や内容を創っていないために、解釈するのではなく、スタンプを押すようにインプットしようとするから、自分のものにならないのです。対する講師の方も20人くらいの人数をある程度の期間で、舞台に乗せないといけませんから、細かいことは気にしていられません。特別に歌唱能力がある子以外は、多分与えて終わりです。つまり、お互いに作ったものを試してみるという、本来の稽古場の形をやることなく、研究生達はすごしてしまうのです。これでは、どんどん何も考えない歌い手ばかりになってしまいますし、伸びるきっかけがありません。
昨日も、演出家が色々投げる質問に、戸惑うばかりで、誰も喋りません。つまり、正しいことを言わないといけないと思って答えないのですが、これこそ間違っています。こちらは正しい答えを望んでいるわけではなく、何を考えているのか知りたいのです。あるいは、どれだけ自分をアピールしたいかという、舞台人なら絶対にあるべき、欲求や、知らなかったことや、自分に足らないことに気づく能力があるのかどうか。ですから、なるべく双方向にしようと頑張ります。どう思うの?何を言いたいの?どうしたら出来ると思う?等々。こうやって、吐き出していくことが「稽古場」だと思っていますし、これからオペラ歌手になろうと言う人間が、稽古場を成立できないことこそ、大問題ですから。
さて、これからこのクラスの人たちが、どうモチベーションをあげていくか、私たちが、どこまでそれを受け止めてあげることが出来るか、それによって、未来のオペラ界が変わると言っても過言ではありません。それくらい、研究生期間と言うのは大切な時間なのです。関わる私たちにとっても。今年は、他でお仕事をする団体も、若い人が多く、これからオペラに出演していく人たちです。いつでも思うことは、私たち、前を歩いているものが、どれだけ受け止める体制が出来ているかと言うこと。またもや身を引き締める季節がきたと感じます(笑)。
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by kuniko_maekawa | 2005-12-14 11:41 | オペラなお仕事 | Comments(4)

好きこそ物の上手なれ

今日は東総文化会館ホールにて、マエストロによる合唱団、ソリスト合同音楽稽古がありました。マエストロと言うのは、指揮者のことです。イタリア語で元々は「先生」だとか「師匠」だとか、何かを指示する人のことを言ったりしますが、音楽をまとめると言うことで、こういう敬称になるのでしょうね。
通常、本指揮者の稽古は立ち稽古に入る前に最後のまとめとしてあります。そこまでは、コレペティといって、ピアノを弾きながら、内容のことや言葉のこと、音楽的なこと、そう言った事を歌い手として作る人たちや、副指揮者と稽古をします。合唱団の場合には合唱指揮者という人がおり、やはり本指揮者が入るまで、責任を持ちます。今日は、その各セクションの人たちが一同に集まり、合わせる稽古をしました。もっとも、ソリストの方は全員が来たわけではありませんから、全幕ではありませんが。私は、その稽古に立ち会いながら、改めてホールの大きさや、空間の響きなどをのんびり聴いていましたが、今回は合唱団も、テンションが良くお稽古に臨む姿勢も一生懸命です。前回の松本の合唱団と言い、このところ良いレベルの市民合唱団と仕事が出来ています。しかも、僧侶や、他の助演的なことも合唱団にお願いしますから、結構大変だと思いますが、楽しそうに付き合ってくださいます。嬉しいですね。楽しいのが一番ですから。
全体の音楽稽古を終わった後、僧侶をやってくださる二人の方と、タミーノ、パパゲーノ役のお二人と台詞の読みあわせをしました。僧侶のお二人は、合唱団からの参加ですから、まったくの素人さんです。しかし、なかなかどうして、しっかり玄人はだしです。これは、本当にいつも思うことなんですが、彼らが台詞が上手だったり、自分達の中でのイメージがしっかりしているのは、本当に「好き」だからです。いわゆる「好きこそ、ものの上手なれ」なんですよね。これにはびっくりします。面白い、やってみたい、だけで、彼らは色んなものを読み、舞台を観、そして役を作ります。このエネルギーは、玄人にはありません。逆に、仕事にするなどと考えた時点で、掛け値無しの「楽しみ」は多分無くなっているでしょう。クオリティをあげることの喜びはあるでしょうが。そういう意味で、今回はちょっと面白いことになってきました。この僧侶のお二人の「掛け値無しの楽しさ」に、プロになろうと頑張っている若い歌い手達が、どれくらい煽られてくれるか。良い相乗効果が望めることを期待しています。これだから、お稽古は面白いのですね。その瞬間しか見れないことがあります。これは例えお金を払っても、二度と見られるものではないのです。そういう瞬間を一杯作りたいです。週明けから、本格的に立ち稽古に入ります。楽しみでもあり、怖くもあります。どんな「魔笛」が出来上がるのか・・・・・・。お楽しみはこれからです。
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by kuniko_maekawa | 2005-12-11 23:40 | オペラなお仕事 | Comments(2)

「魔笛」本読み稽古

今日は寒かったですね~。雨も降っていましたから、結構大変でした。しかし、頑張って稽古に行ってきましたよ。昨日、今日と、来年演出する「魔笛」の本読み稽古をしました。うまい具合に2日間でキャストが揃ってくれたし、今回は台詞があるので、台詞を喋りながら、音楽も入れて、私のコンセプトや場面の流れなどを話していきました。イメージを膨らませていただくためですが、何よりもキャストの方々とは、初めてご一緒する方が多いですから、その方々がどういう風に音楽を感じて、役のイメージを持ってらっしゃるか、知りたかったからです。様子をみて軽く動くこともしようかと思いましたが、私の足も良くは無いので、譜面台を出して音楽稽古のような形をとって、読み進めていきました。
感触は非常に良かったです。色んな抜け穴があって(笑)。変な言い方ですが、思ったより風通しが良いと言うことです。そういう意味では、生まれも育ちも違う音楽家の集まりですから、感じ方も違うだろうし、私との相性も、良いかどうかはわかりません。しかし、今回はあまりそういう心配をしなくても良いかもしれません。こちらが投げる色んなことも、確実に帰ってくるわけではありませんが、吸い込まれています。つまり、少なくとも跳ね返される壁は無い、ということですね。さすがにオーディションを受けてこられただけあって、この公演を経験にしたいと思ってらっしゃるし、個人差はありますが、変える努力をしてくださいます。稽古場の雰囲気も、悪くは無く、後は、私の創りようで、素敵な舞台が出来る予感がしてきました。残念ながら、稽古場が遠いためにあまり回数が取れませんが、出来るだけ試す稽古をしていきたいと思っています。そして、この公演が終わったら、私も含め、かかわった人たちが皆、一つ階段を上ったような、そういう公演にしたいと願っています。来週からは本格的に立ち稽古にはいります。足が壊れても、この公演だけは成し遂げないと!頑張りますよ~!(^^)v
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by kuniko_maekawa | 2005-12-04 21:28 | オペラなお仕事 | Comments(0)