稽古回日程

こんなに更新してないのに、覗いてくださる方がいらっしゃるなんて、すみませ~ん(^^;)

首が相変わらず良くないので、極力PCに向かう時間を少なくしてるのですが、それ以上に、今年は仕事が無いので、書くことがないと言う・・・・(笑)。

レッスンも、今はお休みしてますから、いや~、ネタがない~。

って騒いでいましたが、3月に一つ演出の仕事があり、その稽古が2月から始まります。

今はアシスタント嬢が必死に稽古日程を組んでいますが、いつものことながら、中々てこい(これって若者言葉ですよ~。手ごわいってことなんですって~!!!!)

この「稽古日程」と言う物。

演出助手や制作として公演をやるに当たり、何が大変って、この稽古日程を出すことが一番大変だと思います。

なぜかというと、単純に先が読めない代物だから。

そりゃそうですね。

芝居でもなんでもそうでしょうが、どんな実力を持っていて、どんなキャラクターか、まだ全然わからない時期に、仕上がりを予測しながら、音楽稽古、立ち稽古と決めて行きますが、作品の長さ、団体の予算、役者、あるいは歌い手たちのスケジュールの合わなさ、ほんっと泣きますよ(笑)。

演出家は当たり前ですが稽古が必要だと言う。

しかし、団体は予算が無くて、助演やピアニストのギャラ、ひいては稽古場代なども考えると、コマ数を限定するしかない。

でも作品の長さとか考えたら、絶対に間に合わない。

あ~!面倒くさいっ!

今回も、作品の時間はだいたい2時間ですが、予算の関係で通し稽古も合わせて15回と言うコマ数が出ました。

おそろしや、こうなると段取りをざ~っとつけて、幕通しをして、本通しをしたらば本番です。

おいおい、これってプロでも無理だぜ・・・・。

と演出家たる私はそう考えるわけですが、一応やとわれの場合、基本的には団体のやりたいようにすると言うのが信条です。

なので、すご~く良い子になって、稽古内容を決めてアシスタント嬢に投げました。

夏休みの予定表と同じで、予定を組むだけならいくらでも出来るのですね~(^^)

なんとなく人と作品をかね合わせれば、稽古の内容は見えてくるし。
これは長年の経験のおかげ。

もちろん、苛々します。

この公演は有料ですから、このお金を出したお客様を満足させるのに、稽古回数を多く取るのは、砦を作るのと同じこと。

しかし、どうしても予算が無く、これでやって欲しいという場合は、残る方法は、歌い手さんたちの力量です。

御本人たちが、どれだけ楽譜を熟知し、作品を熟知し、尚且つ歌唱力を磨いているか。

稽古回数を少なくする比例は、すべてそこです。

なので、いつもそうですが、稽古回数のコマを決められる時、私は私の仕事であるNOをこなすことを遂行します。

内容が出来ても出来なくても、団体がそれでOKとしたのだから、作品が出来ようが出来まいが、責任は感じません。

魔法のように、すべてを与えられた条件で、素晴らしい舞台を創って見せるのではなく、私は私の仕事を与えられた条件で最上に行うのが、職人だと思っているのです。

本番、うまく行こうが行くまいが、これに対してのこだわりはありません。

もちろん、良い公演になるよう努力するし、そうなるに越したことはありません。
しかし、物理的に出来ないことを無理にするのも仕事じゃないと思うのです。

随分なことを言うと思う方もいらっしゃるかも。

でも、大体がオペラを一本やろうとしていて、経験もあんまりないのならば、予算とか度外視して必死でやらなきゃ出来ません。

そうじゃなく条件をつけるのならば、どこかで「ここまで出来れば良い」と思ってるってことです。

極論になりますが、オペラをやるのは本当に、予算も内容も大変なんです。

それを勉強だからと言って、簡単に公演を打って、演出家や指揮者を入れたりする。

でも、予算が無い、働いているから時間がない、これでお願いできないだろうかと来る。

私は構いません、仕事ですから。

しかし、チケットを買って、交通費を出して、会場に足を運んでくださるお客様のことを考えているのかどうか・・・。

そのことを考えたら、下手に公演なんて打っちゃいけないだんだと思うんですけどね。

そのことに気付かない人たちに辟易しているわけです。

なんて、文句ばっかり言っても駄目ですね。

与えてくださったことには感謝して。

さて、次回はいつの更新になるこやらわかりませんが、また遊びに来てくださいね~。
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by kuniko_maekawa | 2010-01-27 17:00 | 演出家のつぶやき | Comments(0)

イメージの構築

なんてカッコいい表題ですが、ただ今、3月公演のために準備中。

と言っても、何をするでもなく、ただただイメージが沸くのを待っている時間です。

最近の私のプランの立て方はいつもこう。

演出を始めたころは、楽譜とにらめっこをしながら、形を一つ一つ決めていくという方法でしたが、「稽古場」や「朗読会」など、感情を開く場を持ち始めたからは、決め事がどうも難しい。

昨年やった「オルフェオとエウリディーチェ」の時なども、演出ノートは作りましたが、後は、毎日わいてくるイメージを、ただノートやPDAに書き込んでただけでした。

どうやらこれが私の方法らしく、楽譜の中身を勉強して解釈し、稽古をすることと、外側の絵を創ることは全く別の感性を使うらしい。

まさに右脳と左脳・・・・・あ~面倒くさい(><)・・・・・でも妄想は好き(^^=)・・・・メモ、メモ!!って毎日。

話は違いますが、私は演出家の蜷川幸雄さんを敬愛しています。

芝居も好きですが、演出家としての彼が好きです。

この間も永久保存版でストックしてある彼のインタビュー番組を見ていたら、彼も最近段取りやイメージを放出したままにしてるという話しが・・・・。

同じです~(@@)とわななきながらも、才能も作品も精神の追い詰め方も、レベル自体が天と地以上差だ~と指をくわえて観るのみ。

と言う事で、今はふとした瞬間に沸いてくるあらゆるものをメモして、後はまたぼけ~っとしてます。

ほんと、これが舞台が出来るのか???(笑)。

もちろん、左脳も動かして楽譜も勉強しますが、なんかまだお正月気分が抜けないらしい。

暇だからこそ、右脳も開放されるんですけどね。

次代の蜷川幸雄目指して頑張るぞ~!!!
(無理、言わないように・・・・^^;)
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by kuniko_maekawa | 2010-01-16 13:26 | 演出家のつぶやき | Comments(0)

今年の抱負

年が明けて仕事も始まりました。

お正月はのんびりしてたんですが、どうにも腕の調子が良くなく、まだまだ記事を書くのは時間がかかりそうです。

本当はもっと書きたいこともあるんですけどね~。

昨年は、自主企画公演を二本打ちました。

こういう公演は、自分の経験値をあげるためと、依頼されてやる公演とは違って、コンセプトをプロデュースするという感覚が強いので、思うままに創りたいと思います。

そうなってくると、結構抽象的なことも平気になる。

依頼された場合は、その団体の希望をかなえる職人でありたいと思うので、出来るだけオーソドックスに作ろうとしますが、私のようなかけだし演出家では、中々大きな舞台を創れない。

しかも、依頼がない(笑)。

しかし、この弊害に昨年気付いたことがありました。

私は今までに、きちんとした美術、衣装、照明でしっかりと一本創ったことが無い。

ひょっとして皆無かも?!

もちろん「フィガロの結婚」や「コジ ファン トゥッテ」や「ドン・ジョヴァンニ」等、やっておかなければいけないものや、「蝶々夫人」「外套」「イル カンピエッロ」など、あれ~?こんなのやれちゃいました?みたいな作品も創らせていただいたりして、ありがたや~なんですが、どれも、どこか足りない。

つまり、予算がしっかりあるわけでないので、どこか抽象的にしたり、カットしたり、衣装だけは現代とかそんなのばかりでした。

今までは、それもしょうがないかと思ってましたが、昨年、ある公演をやった時に御一緒した照明さんが、すごくトラディショナルな照明で作品を創ってくださって、その時改めて、こういう形で創ってないな~と反省したんですね。

まだまだ知らないことが沢山ある。

若いときは内容も良く読めないまま、抽象的に走った感がありますが、今の私ならば、もっと勉強できて、もっとちゃんと創れる。

俄然、本当の「オーソドックス」と言う形で演出してみたくなりました。

と、言うことで、今年の抱負は「トラディショナル」。

伝統的に創られているものがどうしてのかをちゃんと勉強して、プラスにしたいと思っています。

とはいえ、今年も依頼の仕事はぜんぜ~ん無しですが、こればっかりは神様にお任せするしかないので、のんびりいきます(^^)

本年も面白い舞台を沢山創って、皆様にお届けしたいです。

何卒よろしくお願いいたします!
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by kuniko_maekawa | 2010-01-07 11:47 | 演出家のつぶやき | Comments(0)

明けましておめでとうございます!

今年も年が明けました!

いつも御愛顧ありがとうございます。

休ませている右腕は、もう少し回復に時間がかかりそうです。

なので、更新はもうちょっとお待ちくださいね。

今年も沢山頑張ります。

質の良い、意味のある、そして楽しい舞台を皆様にお届けするべく・・・・・(^^)

本年もよろしくお願いいたします。(^0^)
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by kuniko_maekawa | 2010-01-01 13:07 | 演出家のつぶやき | Comments(0)