オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。


by kuniko_maekawa
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二人の綾子さん

私がクリスチャンになった時に、色々と書籍を読み漁りました。

やっぱり早く、キリスト教モードになりたかったこともありますが、知らないことの方が多かったので、関係書を探しては、面白そうなものを読んでいました。

その中で、すぐにその世界に入り込めたのが、三浦綾子さんと曽野綾子さんのお二人。

三浦綾子さんは、脊椎カリエスで長く病床におられた末に、朝日新聞の懸賞小説に応募し、「氷点」でデビュー。その後も「塩狩峠」や「細川がラシャ夫人」等、多くの作品を残し、すでに昇天されています。

エッセイも珠玉のものが多く、「この土の器をも」など、信仰と愛に満ちた優しい文章で、正直に正も負も語られていて、何冊も読みました。

夫である、三浦光世さんとの夫唱婦随の創作活動であり、最期まで愛情を多く注いでらっしゃいました。

曽野綾子さんは、三浦さんとは逆に、海外支援や日本財団の理事長などをなさるなど、創作活動とあわせて、御自分の身体を使って、どんどん外側へ向かってらっしゃる。

小説も社会派と言われるようなシャープな題材が多く、今尚人気のエッセイも、切り口はスパッとしている。

ご自身は、長く目を患っていらっしゃり、手術を受けられていますが、目が見えるようになってからの活動は、素晴らしいものがあります。

三浦さんはプロテスタント、曽野さんはカソリック。

片や病気の中に生きており、片や地球の果てに向かって歩いている。

本当に間逆のお二人ですが、このお二人から影響を受けたものはかなり大きいです。

三浦さんからは、愛と慈愛を。

曽野さんからはそれを育む方法を。

そして、素晴らしいのは、お二人共に文筆という、賜物があり、それを礎に後世にまで意志を伝え続けることが出来ること。

神様に選ばれし人であるとやはり感じます。

オペラでも、芝居でもそうですが、一つの作品は、作曲家や戯曲家が書いたもの。しかし、それは神様から与えられたもので、その御業を示すために、人間は道具であると感じます。

そうして創られた作品は、人間よりもはるかに長い時間残っていく。

私たちは、それを伝えるために、才能を与えられたと日々思っていますが、残念ながら産み出す力が私にはない。そこが悔しい。

だから、せめて、楽譜に在ること、台本にあることは忠実に伝えようと努力したい。

最初に書いた時、その人たちが神様から力を得て、生み出したものであるとすれば余計に。

なんてことを書きつつも・・・・ああ、今週末までに1月にやる学校公演のプランを出さねばならず。

出で来ない・・・・引き出し空っぽです・・・(;;)

二人の綾子さんの爪の垢でももらいたいくらいですが、頑張ってひねり出してみようっと。

天気が良いと、まだまだ暑いですね~。

そろそろ涼しくならないかしら?????

季節の変わり目です。体調管理をしっかりと!
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by kuniko_maekawa | 2010-09-21 11:50 | 心のつぶやき | Comments(0)