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言の葉のいずるよりも前にきみが好きだった

「元をただせば・・・・」ということ

教会での音楽の仕事は様々です。

聖歌隊がわかりやすい仕事ではありますが、オルガン奏楽、楽器奏楽、枠と言う事になれば、受難週の礼拝のための賛美(イエス・キリストの受難から復活までを記念し、賛美する40日間です)、クリスマス。そのほかも毎週の礼拝での司式の中での賛美、献金の賛美、本当に様々なところで音楽が関わっています。

そもそも、なぜに音楽なのかということですが、賛美歌などの大きな役割は、文字の読めない人たちへの聖句の伝達などでした。

もっともっと元をただせば、神様への賛美の伝達と言う事なんでしょうが、いわゆる言葉を旋律に載せて唱える。それが覚えやすく、会堂に響くということで、神様に近く届くと思ったのかもしれません。

この辺は、さまざまな文献から読み齧ったものを勝手に解釈しているだけですが、普段、音楽に関わっていても、それは同じ想いがあり、単純に行ってしまえば、作曲家の意図を演奏者が伝えると言う最たるものがありました。

それも元をただせば、その作曲家たちの個人的嗜好であって、それが万人を感動させるところこそ神様から与えられた才能だと思うわけですが、「元をただせば」崇高な音楽も、なんの利益も無くただ賛美するために作られているものも多数です。

つまり、創ったほうは神様以外何も考えてなかったってこと。すごいですよね~(@@)。

時代性もありますから、音楽の父であるバッハが教会で神様のことだけ考えて創っていた時代から、18世紀のモーツアルトの時代になれば、もう少し人間臭さもあり、宮廷音楽家としての地位や、政治的なかかわりも始まり、19世紀からは、自分の作品を楽譜に残す、あるいはもっと先の20世紀、21世紀の現代は録音技術の発達などと共に、もっともっと自分の作品に固執する作曲家や演奏家が多くなり、「元をただせば」の「元」との距離も、かなり出来ているように感じます。

教会での音楽は、その「元をただせば」と言うところに一番近いと思っています。

だからこそ、純粋に神様を賛美するということに喜びを感じることが出来る。

しかし、やはりそこは人間の集まりで、教会の中でもそこで演奏される音楽に「レベル」を求める方もいらっしゃいます。

間違いではありません。

そこには「主を賛美する」ために、もっともっと良い演奏をお届けしたいと言う熱意がある。

だから、練習することも賛美の一つだと捉えて、一生懸命練習をして賛美をする。

そこの度合いに温度差が生まれると気付きました。

私は、自分が音楽を生業にしているので、逆に教会での音楽が、普段の自分が仕事として捉えている音楽よりも、純粋に向き合えるということが何よりも楽しいし、本来の自分に向き合っているように真摯になります。

最近、心を入れ換えて(笑)教会での賛美を担わせていただいている私でありますが、教会での音楽に対して色々な温度差を感じることがしばしば。

難しいですね。それぞれが思いは神様のところにある。

でも、「そのためだったら・・・」と自分の生活をどこまで教会のお仕事に捧げるかは温度差が在る。

どれも正しく、清い努力です。

私は逆に、その音楽と言うものに対して、いつも意見を求められるし、指導をしても最良のことが出来るだろうと期待をされています。

そんなことはもちろんありません。
知らない分野のものですし、自分がすでに歌ってない今は、声楽のことも実体験としてはわかりません。

けれど、そこを勉強して教会のお仕事をしようと思っています。

合唱の指導をしても、もちろん頭の中では最高の音がなってくる。

実際は難しいことはたくさんあります。

けれど、そこに理想を持ってはいないというのが現状です。

何でかと言うと、この音楽が賛美だから。

神様に与えられた才能を返す手段だから。

上手いとか下手とかは全然関係なく、どんな声でも良いし、少々音程が外れても良いから、もっともっと声を出して主を賛美したい!思いはそれだけです。

綺麗な音楽が会堂を感動させるのはわかっています。

でも、会堂を感動させるためにだけ聖歌隊はあるものじゃないと私は思います。

その時、その時声を出している方々の思いが大切なんじゃないかと・・・・・。

人間が多く集まるところは、例え教会でも難しいことばかりです。

だけど、正直に言えば、教会での行事を考えた時に、みなさん最上級のことを頭で想像する。

「こうやったら楽しいね~」「この曲最高だから、是非聖歌隊で!」等々・・・・・

しかし、実際に蓋を開けてみれば、人数が足らない、練習日程は出ていない、曲目は決まらないと問題は目白押し。

大きなことを理想をもって成し遂げるのは大変だけど、やりがいのあることではあります。
皆の想いが一つであれば。

実は、本当に大切なことは、今の現状で最大限に良い賛美をすることじゃないかと私は思っています。

神様に、素で向き合うこと。

音楽は私たちと神様を繋げてくれるパイプラインであり、それをいかに繋げていくか。

教会での音楽は、そこを考えていかなければ意味が無いと常々思います。

それにしても今日は雪ですよ!

それを見越して買い物も昨日中に済ませ、今日は一歩も外に出る気無しっ!

いつもいつも音楽と一緒にいられることこそ、本当に与えていただいた恵です。
今日は残っている仕事を片付けなくちゃ~(@@)まだまだです~!

雪の中、お出かけの方々はお気をつけて!
今日も一日頑張ってください!(^^)
by kuniko_maekawa | 2011-03-07 11:22 | 心のつぶやき | Comments(0)

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