オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。


by kuniko_maekawa
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寄り道するということ

12月に母を下関に戻してから、独り暮らしを再開した自分の部屋を、暮らしやすいように整えて、お正月は終わる。

正月明けにコンサートのステマネを二本やって、住民票を下関に移した母の諸々手続きのため、もう一度帰省して、戻ってきたのが一昨日。

今日はホッとしています。

母を東京に引き取ってほしいという話が起こったのが、2015年12月。

母を下関に戻したのが、2017年の12月。

実質2年ほどの寄り道でした。

「寄り道」・・・・本当にこの言葉がぴったり(笑)

母を引き取った時は、最期まで看取るつもりでした。

1年目は、子供の時の自分ごと、母を受け入れざるを得ない日々、加えて、弱った私を傷めつける悪人の仕業にも打ちのめされ、何度も「生きないで良い」方法を考えました。正直、いつ事件が起きてもおかしくなかった。

しかし、有難いことに事件は起こらず、2年目に入った時に、ふと考えたのは、私自身のことでした。

日々、病院とデイサービスに行く以外は、まったく外に出ず、窓さえ開けず、TVばかり観ている母。

その母に毎日渡される買い物のメモや、風呂に入れて尻の穴を洗わされる時の嫌悪感。

この人が生きるために、自分が在るようで、たまらなかった。

心がふさぎ、感性が動かず、命より大切な創作ができなくなった。

その生活が、いつまで続くのか・・・。

母自体は、連れてきて1年で要介護だったのが要支援になっており、毎日食べさせる玄米おじやのおかげで10キロ痩せて、糖尿病のインシュリンの単位も一番低くなって、無呼吸症候群は治り、健康になっていました。

私は逆に寝込む回数が増えており、ただただ疲れ果て・・・・。

私が寝込むと、母は何もしません。
何もできない。やらない。

地の利がわからないから、タクシーも呼べない。呼ばない。

ひょっとしたら、このままだと共倒れになるのかも。
ベッドの中で思いました。

それならば元気な内に戻した方が、母ももっと楽しめる。
地元なら、地の利がわかるわけだから、どこでもタクシーで行くことができる。

何より、私が私らしく、母が母らしく、生きることができる。

で、決めたわけです。

思惑通り?母はタクシー飛ばして今日もコンサートに行ってきたとのこと(笑)

しかも、今回は、近所に住んでいる母の従兄のおじさんが、すごく面倒見てくれて、病院の送り迎えや食事のことや、なんでも関わってくれる。

2年前にはなかったことが起こっています。

だから正しかったと安心した。

神様のなさることは、全部理にかなっていて美しいのさ(笑)

問題がある時は、必ずどこかが滞るの。

今回は、何一つ問題がない。

同じように、母を連れてくる時も、問題が無かった。
それも正しかったということです。

この2年は必要な「寄り道」だったと思ってます。

なきゃなくても良かった。
私的には無い方が良かったことですが(笑)、それでもあったから、わかったことも沢山あった。

寄り道って、そういうもんだと思うのです。

これからの私に、どんな扉が開くのだろうか。

そして、その扉をくぐった道が、どこに繋がっていくのかしら・・・

頑張った2年間のご褒美を待ちつつ(笑)

良く頑張った!自分!
偉かったぞ~!!!

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by kuniko_maekawa | 2018-01-14 20:59 | 心のつぶやき | Comments(0)