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言の葉のいずるよりも前にきみが好きだった

お客様に対する責任

さて、16日から始まったレチターレの稽古、毎回、毎回、実りの多い時間を過ごしています。本当に、神様に守られてる感じ。

11月の初旬までは音楽稽古が中心ですから、先日の記事でも書きましたように、佐藤宏氏、須藤桂司氏、両指揮者によって、歌い手達はつつかれ、慌てふためいているわけですが(笑)、この両氏が共通していつもおっしゃることがあります。それは「お客に対しての責任」と言うこと。

これは、私も彼らの口から聴いて、改めてどきっとしているのですが、例えば、歌い手の声が良い響きでキープできないとする。これは、指摘されれば直ったりするわけで、そうなると、歌い手の意識が薄いと言うことになりますね。そう言うとき、彼らは必ずこういいます。「その声をお客に聞かせて、責任取れるの?」

これは、本当に大切な言葉です。
そう言う意味では、スタッフであっても、演奏者であっても、同じことが言えますね。私達が己を磨くのは、何よりもお金を出してきてくださるお客様に対して、どれだけのことが提供できるのか、どれだけ楽しんでもらえるのか、これに尽きます。作る側の「責任」です。まさに。

先日のレチターレの稽古で、一人の参加者が、あまりにも甘い勉強の仕方で稽古場のテンションを一気に落としてしまいました。
終わってから、一日経って、この「責任」に付いて、改めて私の意見を伝え、次回の稽古には絶対に、ちゃんと挽回してくると言っていました。気づいてくれたのなら、頑張ってくると思います。

レチターレは、自分達で音楽と舞台を創ると言うプロセスもそうですが、それがお客様に対してどれくらいの「責任」を自分が架されているのかと言うことを経験するのも、目的です。そうやって、責任を果たすことで育っていくのですね。それが、お客様に育ててもらうと言うことだと思っています。

それにしても、今回、佐藤、須藤氏に入っていただいて本当に良かったです。
これは、私の夢に描いていた形で、予算があれば、もっと、もっと、彼らと関わりたかったところですが、これだけが機会ではありません。絶対にまた、機会を作って、歌い手達を育ててもらいたいです。

さて、レチターレはまだ始まったばかり。12月まで気を抜かずに頑張りますよ!絶対に、楽しい公演になります。皆さん、是非、足を運んでくださいね!(^^)
by kuniko_maekawa | 2006-10-22 22:36 | レチターレ | Comments(0)

オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。
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