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言の葉のいずるよりも前にきみが好きだった

照明を創ってみるの巻き

さて、珍しいことをやりました。

ただいま、学校公演が佳境に入っており、今日は実際に本番で使用する講堂を使っての通し稽古をやりました。

しかし、規模としては小さい今回の公演。

残念ながら舞台美術や照明を入れる予算はありません。

そこで、自分で金槌(なぐりといいます)を持ち、パネルを建ててなんと照明までもいじっちゃいました。

といっても、実際に吊り変えたり角度を変えたりは出来ませんから、学校の演劇部などが使うために仕込んでいるものを、そのまま使って作っただけですが、う~ん、面白かった~。

通常の明かりの作業は、まず照明機材をデザイナーのプランに基づいて、バトンに吊って行き、その後に実際に明かりを出してみて、直していくということをやります。

今回は、その吊りこみは無し。

現在仕込んであるパターンを見て、こちらに必要な明かりを作りました。

さて、パターンはこんな感じ。
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これらは学校の演劇部が使用するために、あらかじめこの場所と色が出るように設定されています。

私は、まず、このパターンを全部チェックして、何パターン使えるものがあるのか書き出していきました。

何を書き出すかと言うと、
例えば、前からあたる明かりはシーリングと行って、舞台前、客席の天井にあります。
横から前を当てる時は客席のサイドに吊ってある明かり。
舞台の上を当てるには、ステージ上のバトンに吊ってある明かりの場所に照明機材を吊ります。

これらを組み合わせてエリアと方向が決まりますから、その一つ一つの場所が組み込んである番号を書き出しているのです。

そいつはこの操作盤で操作します。
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書き出しが終わると、その組み合わせを重ねて、一つの場面を作ります。
出来た明かりはこれ。

まず1幕2幕
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なんてことはない明るいエリアですが、舞台全部を当てていません。

それから3幕結婚式の場面
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段々夜になってくる場面なので、少しブルーエリアを入れました。

そして最終幕
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夜の森ですから、こんな感じ。

明かりを出すだけで、なんとなく良い感じになるから不思議ですね。

しかし、多分、プロが見たら、絞め殺したくなるくらいひどいことになってるんだろうなと思うのですが、観ているとなんだかわかんなくなってくるので、お手上げ(^^;)

照明と言うのは、物理的に明かりをどう重ねるかの問題で、その色だとか、暗さだとか、いかようでも変化できるだけに、センスが物を言いますよね。

自分のセンスの無さに、またがっかり。

それも勉強ですね(^^)
いつも、私の舞台を創ってくれる照明さん達に改めて尊敬と感謝の念を持ちました。
は~、プロってすごい~。

このところは衣装や舞台や照明など、今まで経験しなかったことを敢えてやっています。
そのたびに、もっと知らなきゃいけないことが増えていきます。

頑張ろうっと。
今度はもっとうまく明かりも創れるようになります。

明日は違う稽古場で衣装合わせ。
色は難しいです~(@@)
by kuniko_maekawa | 2008-02-15 23:09 | 演出家のつぶやき | Comments(0)

オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。
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