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言の葉のいずるよりも前にきみが好きだった

2006年 01月 23日 ( 1 )

東総文化会館ホールオペラ「魔笛」

昨日、無事に本番があけました。一回公演でしたので、開けてしまえばあっという間。しかし、公演は大成功でした。
今回は、千葉県芸術振興財団の20周年記念事業ということで、ホールの全面協力の下、公演をなしえたわけですが、ホールの技術の方々、制作の方々、本当に、良くしていただきました。まず、稽古場に、本舞台を組んでくださって、そこで稽古ができたこと。それから、今回仕込みから本番まで3日間でしたが、それまでの、大道具の製作、仕込みに入っての時間の延長など、こう言った協力が無ければ、まったく成り立たない舞台でした。
スタッフワークも、すばらしく。舞台監督の大澤さん始め、衣装の前岡直子さん、舞台美術の二村周作君、照明の稲葉直人君、すばらしく綺麗な舞台を創ってくれました。今回は、予算的なことは、結構厳しかったのですが、そこの中から、色々ひねり出して、びっくりするほど綺麗な空間が生まれてました。照明が入ると、どうしてもフラッシュが焚けないので、空舞台ですが、写真館の方に、アップしておきます。しかし、何より、嬉しかったのは、創りながら楽しんでもらったことです。彼らは、まだ若く、これからの人たちで、私には無い感性を一杯持っています。尚且つ、「なんでもやりますよ」と言う、情熱とエネルギーをもっており、そこに、胸を借りることが出来ました。また、是非、彼らと舞台を創りたいです。
ソリストの方々は、今回本当に頑張りました。オーディションで選ばれ、縁を結ぶことが出来ましたが、少ない稽古の中で、私の投げかけを一生懸命受け取って、真摯にこなしてくれました。何より、本番の舞台で、彼らの中にある音楽が、ちゃんと目ざめてくれたこと。きっと、今ある自分の枠を、どんどんと破っていかなければいけなかったでしょうが、それが、先に続くプロセスだとわかってくださったのではないでしょうか。素晴らしかったと思います。彼らのこの先の活躍が本当に楽しみです。
合唱団、児童合唱団も、元気一杯楽しく歌っていました。何より、客席が楽しかった。お客様が直接わかる顔が舞台に上がってくると、急に、客席がざわざわ・・・・。試練の場面になると、どこかで子供が、「燃えてるね~」(笑)。私は、こう言った客席の反応がすごく好きです。拍手もことあるごとに、一杯してくれました。オペラなんて、高尚なものではない、元々は、食事をしたり、話しをしたりしながら、楽しまれていたものです。こういう姿が本来だと思っています。しかし、それも、舞台がちゃんと成立していたから、起こりえたこと。公演は本当に大成功でした。
私は、自分の演出家としての才能や、裁量なんて、等に限界を感じていますが、それでも、望んでくださる場がある限り、こうやって舞台を創りつづけようと思います。楽しんでもらえる喜びは、何ものにも、変えがたいですから。本当に、関わってくださった方、私を呼んでくださった方、ソリスト、合唱団、スタッフ、皆さんに感謝しています。何より、ご来場くださったお客様、私たちを育ててくださって、ありがとうございました!
by kuniko_maekawa | 2006-01-23 12:29 | オペラなお仕事 | Comments(4)

オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。
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