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言の葉のいずるよりも前にきみが好きだった

2007年 09月 27日 ( 1 )

音楽稽古が始まりました!

さて、前回の記事でも告知しましたが、11月6日にレチターレ第三回公演を行うこととなり、一昨日から音楽稽古が始まりました。

今回は、オペラのアリアばかりを集めて、構成していきます。

音楽稽古といいながらも、いつもと違って指揮者も入らずに、私と参加してくれる歌い手たちとの一対一の稽古です。

それにしても、アリアと言うもの。

通常は一本のオペラの中で、特別に扱われるものですが、今まではそれが、テクニック的や声的に聴かせるところだからだと勝手に思っていました。

今回、アリアを構成するに当たり、そんな考え、全然間違ってたと思いましたね。

アリアと言うのはその登場人物が、自分の心情を自分の言葉で語るものであり、実は一番言葉を必要とし、解釈を必要とするものだと言う事に気づいたのです。

今年のレチターレのお題は「王様の観る夢」

参加してくださる藤原歌劇団団員の中村靖さんがボロディンのオペラ「イーゴリ公」のアリアを歌われるのですが、「イーゴリ公」から勝手に王様のイメージをもらって、それと合わせてシェークスピアの「リア王」をモティーフにしようと考えていました。

いざ構成を作り始めたときに、どうやってもシェークスピアの台本とかみ合ってこないのです。

もちろん、楽曲自体は歌い手さんに選んでもらったので、バラバラに集まってきていますが、いつもはバラバラの場面を戯曲を使って構成したりしてましたので、問題なくいけると思っていたのです。

ところが、どの台詞を持ってきても、アリアと繋がっていかない。

う~ん、なんでなんだろう?????

そして思い当たりました。

アリアって、心象心理がストレートなんだって。

つまり、個人が考えている事がダイレクトな言葉となって語られています。それを上乗せするように、感情的な音楽がついてくる。

芝居の台詞よりも、音楽が煽る分だけ強い言葉と感情表現があるのです。

こうなったらば、戯曲の台詞は勝てません。

もちろん、声としてしゃべれば別かもしれませんが、内容を殺すことが出来ないのです。

うわ~、参ったよ~(;;)。どえらい難しいこと始めちゃったなあ・・・・・。

しかし、泣いてもしょうがないので、考え方を変えて、王様の観る夢をもっとイメージに近いものにしました。

王様と言う人物よりも、見ている夢の方が現実に見えるみたいに作れたら面白いと思います。

それで、今回は詩のみを集めて構成。

それも、かなり抽象的な王様繋がりで集めてみました。

これが、それぞれのアリアの登場人物をどうあいまって行くのかわかりませんが、何とかやってみようかと思います。

良かった~、照明入ってもらって~(^^;)

11月6日角筈区民ホール18:30開演です。
出演者は赤根純子、大内杏奈、稲葉美貴、斎藤みほろ、末吉朋子、宗心裕子、宮本彩音、渡辺文子、東玄彦、平岡基、中村靖の11人。

なぜかソプラノとバリトンのみの参加となりましたが、それぞれのパーソナリティでアリアを作るつもりです、乞うご期待!チケットは1800円。この金額は相当安いです(笑)。

是非、会場に足を運んでくださいね~!!!(^0^)
by kuniko_maekawa | 2007-09-27 23:13 | レチターレ | Comments(0)

オペラ・レッスンのこと、演出のこと、舞台や絵画や色んなことを書きまくっています。
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